どうも!Teruさんです!
トレードの手法は世の中に星の数ほどあるのですが
どのような手法、ロジックを使っていくか非常に悩ましいもので
自分に合っモノはどれなのか色々と試行錯誤が必要です。
ただ、これだけは、はっきりしていることがあります。
今回はそんな
『トレード手法がシンプルではないといけない理由』
についてお伝えしていきます。
なぜ手法はシンプルでないといけないのか?
これは、人間の特性上
マルチタスクに向いていないからという理由になります。
例えば、あらゆるインディケーターを
チャートに表示させていく事であったり
いくつもの手法を組み合わせていく等が上げられます。
これをしてしまうと、その相場に対して必要でない情報まで
入ってきてしまうので、必要でない情報に惑わされてしまうのです。
こうなってしまえば、せっかく使っている手法やロジックも
使い物にならなくなり、エントリーが出来ないようになってしまいます。
あらゆる相場に対応していくためには
チャートパターンだけでは利益を上げ続けることが出来ないので
時間軸であったり、環境認識の能力が大事になるのですが
あらゆるインディケーターを表示することによってその
環境認識を邪魔してしまうのです。
なのでロジックはいたってシンプルにする必要があるのです。
ここで複雑化させてしまうと、余計な情報に惑わされ
エントリーに迷い等が生まれ結果エントリー出来ずに終ってしまうという
流れになってしまいます。
Teruさんがこの状態に陥ってしまった時の話!
当時まだ駆け出しのトレーダーだった時代のお話しです。
僕自身、ロジックを組み合わせて、更にエントリーのポイントを
硬くしようと必死でした。
そこで思いついた方法が、長期足の順張りロジックに合わせて
短期足の逆張りロジックでエントリーしていくという方法に行きつきました。
簡単にお伝えすると、例えば
1時間足のトレンドは上昇傾向にある中
その押し目というのは短期足(5分足等)を見ると
下降トレンドになっているポイントで逆張りでエントリーしていくというモノです。
これは一見、理にかなっているように感じる方が多いですが、
これはかなり複雑化しており全く見当違いにな結果に繋がります。
この二つの考えを同時に行うことによって、
エントリーに対して迷い等が生まれたのです。
相場の長期的な流れは、上昇傾向だけど
短期レベルでは、形が微妙だからエントリーをしない等
そういった事をしていくうちに本来利益を上げる事の出来たポイントも
見逃していくのです。
そしてそのロジックや相場の形ばかりに気がとられていき、
環境認識がおろそかになってしまうのです。
そしてやっとエントリーが出来るポイントに差し掛かった時
環境認識が十分でないので逆方向に向かい
損失を出してしまうという事に繋がります。
例えばエリオット波動での転換点を迎えている時に順張りでの
買いエントリーをしてしまう等が上げられます。
このようにトレードはシンプルなロジックが長く一番生き続けることが出来るのです。
ロジックもかなり大切なポイントですが、
そもそも環境認識が出来ていなければどんなに優秀なロジックも
全く機能しなくなってしまうので、ロジックばかりに気を取られないように
気を付けて頂ければと思います。
まとめ
・人はマルチタスクが苦手な生き物
・ロジックを複雑化することによって迷いが生まれる
・シンプルにすることが重要だが環境認識はそれ以前に大事
いかがでしたか?
このトレードロジックを複雑化してしまう事は、誰もが一度は通る道です。
これは成長という段階では非常にいい傾向なのですが、
あらゆる知識が邪魔をしてしまうという事も覚えておいてほしい部分になります。
ここに陥ってしまっている人の次のステップは
知識量は豊富だがあえてシンプルにしていくという事を
心がけて取り組んでいく事になりますので、是非今日からの
トレードライフに生かして頂ければ幸いです。
最後までご覧頂き有難う御座いました。
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