FX エリオット波動の推進波と衝撃波について徹底解説!!


FXや株等のチャートを
テクニカル分析していると、
トレンドを読む事
非常に重要になってきます。

為替相場や株式相場のほとんどが
レンジといわれているのですが、

それはある意味正解なのですが、
間違っているとも思います。

FXで大事な上昇レンドとは?下降トレンドとは?徹底解説!
FXのレンジ相場とは!?レンジでの利益確定パターン解説

というのも、
例えば日足レベルで相場を見ていた時に
そこが、レンジ相場であっても
1時間足で見れば、
確かにそこにはトレンドは
発生しているからです。

今回はそんなトレンドで重要な
推進波とその中にある衝撃波について
詳しく解説していきます。

知っていると知らないでは
今後のトレードに大きく影響してくるので
是非最後まで読み進めて頂ければと思います。

FX エリオット波動から推進波を読み解く

推進波とは、その名の通り
推進している波に当たります。

用は上昇(下降)トレンドの事なのですが、
その言葉だけで片付けてはいけません。

しっかりエリオット波動
分析していく必要があります。

推進波は、5つの波で形成されています。

そしてそれは、
いつも一回り大きい波の階段の
トレンドと同じ方向に進んでいます。

FX エリオット波動が5波・3波になる理由とは?波の階段を解説!

推進波はすごく分かりやすく
単純な形をしているので、
結構簡単に見つける事が可能だと思います。

ここで一つ覚えておくべき
ルールがあります。

推進波の第2波の
押し目や戻り目は常に
第1波の値幅よりも小さくなり、
同じように第4波の押し目や戻り目
第3波の値幅より小さくなり、
第3波が最も小さくなる事はないという事です。

推進波の目的は、進行する事なので
このフォーメーションの
ルールを裏付けているモノになります。

FX エリオット波動とは??エリオットって何者?!

FX エリオット波動の衝撃波について徹底解説

推進波の中でも種類があるのですが
その中でも最も多いパターンが、
衝撃波になります。

まず、衝撃波のルールですが、
第4波が第1波の価格帯に割り込む事
というのがないです。

価格帯が重複する事がない
という事なのですが、
これは、レバレッジを
ほとんど掛ける事のない株式の
チャートが基本になりますので、

FXのようにレバレッジを
大きく掛ける事の出来るモノに関しては
一時的に割り込むこともある
という事を覚えておいてください。

※ただこれも滅多には起きない現象です。

衝撃波は、推進波の中の
第1波、第3波、第5波、A波、C波
当てはまるのですが

その中でも、第3波が
かなり特別な衝撃波になる
ケースが多いです。

そして、衝撃波は
延長する波の事を示す事になるのですが、
衝撃波をしっかり確認していくには、
波のカウントの取り方
非常に大事になっていきます。

この波の延長の事を
エクステンションと呼びます。

エクステンションは

そのトレンドの中
(第1波、第3波、第5波)
どれか一つにしか起きないという事実が
あるので、それ以降の波の長さがどこまで
伸びていくかが非常に分かりやすくなっていきます!

例えば、第3波が延長したときには
第1波と第5波の長さがほとんど
変わらなくなっていくという事です。

第1波が延長しているときは
第3波と第5波は同じような長さになってきます。

ただし、推進波のルールで
第3波が一番短くなる事はないというルールは
忘れないでくださいね。

もし、そうなったとすれば、
波のカウントの取り方が
間違っているという事になります。

後、基本的には
『第3波が一番延長する波』
という事を覚えておいてください。

ほとんどの衝撃波にはこの
エクステンションが含まれているのですが、
例えば第3波の中を細分化したときに
そこの波動が延長している時等になります。

なので、波のカウントは5つではなく
9つに変わる事になるのですが、

そこまで、大きく
意識する必要はありません。

文章では分かりにくいので
下の図を見ていきましょう!

☆第1波が延長したパターン

☆第3波が延長したパターン

☆第5波が延長したパターン

☆どの波が延長したか不明なパターン

これがいかにトレードに役立つかを
考えて頂ければと思います。

波の延長は延長波の中でも実は起こります。

チャート上では延長した第3波の
副次的な第3波が延長するパターンが
非常に多いです。

後は、第5波が延長するケース
もちろんあります。

その時々のカウントの取り方を
図で解説しているのでしっかり
実際のチャート上でも
当てはめていけるようにしていきましょう!

ルールをもう一度簡単におさらいすると、

・第3波は絶対に最短のトレンドにはならない
・第4波の価格帯は第1波と重複しない

でしたね!

これをしっかり押さえておくと、
リアルタイムでの分析の中でかなり
重要になってきますので、
しっかり覚えておいてくださいね!

ではでは、ここまでしっかり
理解できているのか、テストしていきます!

解説も入れているので、
しっかり考えていきましょう!!

確認テスト

以下の図の中で間違った
波のカウントをしているのはどれでしょう?

如何でしたか?

正解は2番です!

まず1番の図の間違いは
1波目と4波目の価格帯が重複していますので
このカウントは間違いです。

続いて3番の図の間違いは、
推進波の中で、3波が一番短くなることが
ないのでこのカウントも間違いとなります。

そして、無理に数える必要はなく、
しっかりカウントを説明できる形で
波のカウントを取り直す必要が
あるとういう事です。

まとめ

如何でしたか?
今回エリオット波動
推進波、衝撃波について
詳しく解説してきました。

少し難しかった部分も
あったかと思いますが、
実際のチャートを見ながら

分かるまでこの記事を
読んで頂ければ、推進波について
かなり深く理解出来ていく事だと思います。

しっかり理解してご自身の中に
落とし込んでいけば、
トレードが劇的に変化していくことだと
思います!

しっかり知識を吸収していき
FXライフをエンジョイしていきましょう!!

ツイッターではトレンド情報を毎日発信しておりますので、是非ご自身のトレードに有効活用してください!

2 件のコメント

  • こんにちは。お礼申し上げます。
    エリオット波動の解説が非常に明瞭で、これまでなぜなのか?理解できなかった理屈がクリアーになりました。

    例えば、以下の点です。
    ・ FXでは株と異なり、第4波が第1波を割り込むことがある。
    ・推進派のエクステンションがさらに5波にわかれ、その5波の中でもエクステンションが起こる。
    ・どの波動が延長したのか不明な推進9波動。

    それとトランケーションも、これまで知らず、悩んで悩んで、このブログに答え有り!納得!でした。

    これまでエリオット波動のカウント方法について、さんざんYouTuberを100人ほど当たりましたが、
    どれも納得できず。。とくにチャンネル登録者が数万人以上の有名トレーダーの解説は全部ダメ(笑)

    Teru様は、YouTube動画も上げていらっしゃるんですね。さっそく登録させて頂きました。
    引き続き、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

    まずはお礼まで。

    • コメント頂き有難う御座います。

      YouTubeのチャンネル登録も有難う御座います。
      最近またYouTubeも再開しておりますので引き続き今後とも応援宜しくお願い致します。

  • スラポン へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。